女性と男性、メスとオス。
細かい定義はさておくが、便宜上、人をそう二つのタイプに分けてる。
主な基準は人間性と理性の十分、不十分かな。
で、自分が人間と認めていない後者のタイプには一切感情移入しないようにしているんだけど
どうしても懐かれると情がわいてしまって、失敗する。
どういうわけか、そういう他人と親密になる能力が無いタイプに限って自分に懐いてきたりする。
俺の人間関係を深めたり保持する能力に惹かれて
この人とだったら親密な人間関係を築けるかもと期待するんだろうか。
実際、恋愛でも利得でもなく、そういうタイプは親密な関係を第一に欲してくる。
都合のいい人間関係のみで満足していれば幸せなのに、親密な人間関係を求めようとする。
生まれ変わらない限り手に入らないって事がわかるだけなのに。

前者のタイプこと普通の人間は
喧嘩のときにさえ、相手を意図的に傷つけたり、相手の人間性を貶めるような発言を避ける。
それは関係の中でのヒズミやズレから発生した痛みを
相手と共有しようということの現れでもある。
一方的に相手に押し付けない。

今までの数例の実例からえた経験則の中で一番重要なことは
残念なことだけど、後者のタイプとは親密になってはいけないという事。
そういうタイプとでも関係の修復が出来ると信じて、頑張って対話しようとしていた自分も過去にいた。
懐かしい。

多分、今の自分を懐かしく思うような日もやってくる。