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2009年10月 Archive

筑波山

斜陽 (新潮文庫)
斜陽 (新潮文庫)

スラムドッグ$ミリオネア [DVD]
スラムドッグ$ミリオネア [DVD]

 サブウェイ [DVD]
サブウェイ [DVD]

 バーン・アフター・リーディング [DVD]
バーン・アフター・リーディング [DVD]

 さまよう刃 (角川文庫)
さまよう刃 (角川文庫)

 

 

サブウェイを見た。監督はリュック・ベッソン。

ジャン・レノがでていて、風変わりなドラマーとしてでてくる。

しらない人達だったけれど、主演の男優と、女優は輝いていた。

昔若い時にWOWOWかなんかでみたときは、途中で飽きて投げ出してしまった。

しかし、今見てみると、絶賛する人達が居るのもわかる映画だった。

目つきの悪いクリストファー・ランバートが時折見せるくしゃっとした笑顔はキュートだし、イザベル・アジャーニには品がある。

あまり言葉で説明できないし、映画の中でも話の筋についてなど、言葉の説明はあまりない。

 

バーン・アフター・リーディングを見た。コーエン兄弟の作品。

一番売れたらしい。

キャストが見慣れた人達ばかり。そして、おばかな人達ばかりを演じている。

オーシャンズ11とかに通じるモノがあるかも。

地味な中にも何とも言えないシュールさがあって、とにかく馬鹿っぽい。

フランシス・マクドーマンドのようなおばさんと友達になりたい。

ただ、この映画、コーエン兄弟のマニアは手放しで褒めないかもしれない。

 

スラムドッグ$ミリオネアを見た。

貧しい兄弟の弟の方の人生が、奇しくもミリオネアの問題一つ一つに、エピソードを伴って絡み合っている。

主人公の目的は一貫している。

まさに運命。

原作は、日本語訳が出ている小説で、ぼくと1ルピーの神様という作品。

原作と映画は筋が大分違っているらしい。読みたいと思う。

それにしても、ストレス無く見られる、没頭しやすい映画だった。

ジャマールを演じたデーヴ・パテールのなんか気持ちいい表情のせいかも。

 

斜陽を読んだ。

没落していく物語。

この小説によって、没落という意味が、斜陽の項目に加えられたとか。

それほどこの時台の作品を読みあさった訳じゃないけれど、太宰の作品は、太宰の独創という感じが感ぜられて読んでいて気持ちいい。

破滅の方向に転がる中に、青くさい生命の振盪や蠢きが感じられて、面白くなってしまう。

 

さまよう刃を読んだ。500ページくらいある。

東野圭吾と言うことで、淡泊かつ上手くまとめてあって、読みやすい。

題目が話題になっていて、映画化もされるようだ。

とりあえず、この小説の中に描写されるような事について、感情移入してしまうと、一人読みながら激怒することになるので

こういったものは出来れば避けて通りたい。

 

 

 

10/24には筑波山に、kyouden君とのぼった。

日本百名山の中で一番標高が低く、877m。男体山と女体山からなる。

標高も低いためか開けていて、ケーブルカーやロープウェイなどが山頂近くに通じていて、レストランや土産物屋がいくつかある。

ただ、標高の割には急な部分が多くて、なめてかかると大変かもしれない。

つつじヶ丘から女体山へのルートは、大岩が多く、大変だけども楽しみながらのぼれる。

当日は園児達が大勢のぼっていて、その間に混ざってのぼった。

保母さん強い。そして、がんばってーという保母さんのかけ声を自分達も受けているだと、信じながらのぼった。

いった日はモヤがでていたけれど、晴れて澄んだ日なら、絶景だと思う。

靴があっていないのか、右足のアキレス腱のところがマメになってしまい、絆創膏を何度か貼った。

捻るのが怖いから登山靴も欲しいね。

あと、太ももの付け根とかの、体を上に持ち上げるところの筋肉がへばった。

27日時点でも筋肉痛。

筑波山神社にはざりがにがいた。キャッチアンドリリースした。

温泉はそんなに温泉ぽくなかったけど、やっぱり動いた後の露天風呂は確実。

kyouden君は瓶ビールだと弱い癖によく飲む。

温泉のところでは、卓球をした。意外と、かなりおもしろかった。

変革

GOEMON [Blu-ray]
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ザ・バンク 堕ちた巨像 コレクターズ・エディション [DVD]
ザ・バンク 堕ちた巨像 コレクターズ・エディション [DVD]

ヴィヨンの妻 (新潮文庫)
ヴィヨンの妻 (新潮文庫)

終末のフール (集英社文庫)
終末のフール (集英社文庫)

坂の上の雲〈6〉 (文春文庫)
坂の上の雲〈6〉 (文春文庫)

 

10月ももう終わりそうで、休みも2週間を切った。

色々あったのでご無沙汰だったので、超駆け足で適当に書いても書くことがいっぱいある。

 

GOEMONを見た。

紀里谷和明ワールド?キャシャーンみたいな色使いと絵柄が特徴。

江戸時代なのに大爆発、そして30メートルは飛んでそうな大跳躍。

そんな感じ。彼の映像が好きな人にはお勧め。

ただ、面白くはなかったから、監督とか脚本には関わらないほうがいいかな。

 

ザ・バンク 堕ちた巨像をみた。

途上国向けのメガバンクである国際商業信用銀行(BCCI)の91年の破綻が着想の元になっているらしい。

あくどいプライベートバンクの話で、「債権を支配するものは全てを支配する」という銀行的な野望から、紛争や武器売買に関わっている。

暗殺、暗躍。クライヴ・オーウェンは渋く、ナオミ・ワッツは若返って欲しいほど可愛い。

あまり小難しい話は出てこず、アクション・サスペンス的な部分がメイン。

 

坂の上の雲(6)を読んだ。

黒溝台会戦や、血の日曜日(1905)につながる諜報、奉天会戦への繋がりを書いている。

正直、あまり印象的な部分はなかったが、読み進めるのに苦はなくおもしろい。

小便をたれたのにも気付かず話し続ける男というのも会ってみたい。

軍の人物が当然のように海外の言葉を使う。日本の外で必要とされてみたい。

 

ヴィヨンの妻を読んだ。

太宰治は、毎度読むと、面白い!と思う。と再認識した。いつも忘れる。

後期の作品集らしく、ダメ男と、死の影がひっきりなしに作品に出てくる。

しかし太宰の創作力をとりあげて、私小説の形をとっていても、事実をそのまま書いた部分は全くないだろうというのが巻末の解説者の談。

次は、まだ読んだことのない、斜陽を読む。

 

終末のフールを読んだ。伊坂幸太郎の作品。

8年後に小惑星が落ちてきて、世界が滅びますと宣言された、5年後の世界。

いくつもの短編で、それぞれの登場人物が微妙に重なり合っている。お得意のスタイルか。

つまらなくはないが、これはお仕事だね。仕事としての小説。

 

 

 

9,10,11,12と掛川大祭りに参加してきた。4年に1度の大祭り。

そして、自分は青年として出たが、出るのは小学生ぶり。

町内に同級生はいなく、一個上が一人、一つ下は弟のみで、二つ下も一人。

そんな感じなので、中高と、出る気分にはならなかった。

今回も、成り行き?というか、全く出るつもりが無く帰省した。

色々とお膳立てが整って、ある瞬間に、「あ、これは出ないといけない流れに乗った」と感じ、覚悟を決めて出たという感じ。

 

上下社会で、地域のコミュニティなので、閉鎖的な要素はたっぷり整っている。

ただ、条件に合っていれば、人を積極的に欲するのも閉鎖的な集まりの性質なので、出ることは歓迎された。

もう、なめられちゃいけないからね、26になって初めて出るとしても。

命がけで雑用やって、誰よりも仕事をして、誰よりも気を配って、誰よりも声を出して、従順かつ頼もしく六つ年下の子に仕事を教わる。

文句があるなら、殺せ。という意気込みでやる。

そうすれば、失敗しようが成功しようが、生半可な人間には、俺に文句は言えない。

という意気込みでいった。

一人、外交長なら、俺のことを後輩・年下として許容してくれる器かなと思った。

ただ視線が合うだけでたじろぐような年上は、きっと俺を子分に持つ器じゃない。

 

で、結局、楽しんだ。

足が1週間たっても痛かった。疲労骨折しなくてよかった。

四日間、休憩はあってもそれは準備・片付けと同義だし

寝る時間しか自分だけの時間が無くて、夜中の3時半にチャーシュー麺食って、次の日6時半起きとかだった。

 

実家に戻る気持ちもあるし、やっぱりそう言われるし、若い衆が一人入ることで町が強くなる。みたいな考え方も、ある。

仕事無いけどね。

とりあえず、そういう感じなので、閉鎖的な中での関係は濃く強く長くなる傾向にある。

 

 

 

18日はITストラテジストの試験だった。

午前2はいつもの高度より難しい。結果、72%しかとれなかった。

午後1も難しい。今までここで躓いたことはないけど、場合によっては落ちるかも。

午後2。個別システム化計画はノーマークだった。うん。

最初に展開とかをまとめなかったからか、そして焦りもあって、中盤ぐだぐだ。

あまり問題に指定が無く、自由に書ける感じだったので、適合するネタがあった人は書きやすかっただろうなぁ。

後、本当に、文字を一杯手で書くというのが鬼門。その能力がなさ過ぎる。

2400字は書いたけど、読み手のことを考えた文字で書けるわけがない。

PMの時より手応え悪いな。

でも、完全に怠けて年下の少年に夢中になっていたPMの時よりよっぽど論文の勉強はしたんだけどな。

それと、何か命がけで受けるみたいな、落ちたら死ぬみたいな気迫が明らかに無くなっている。ロストした。

満足という毒か。30まであと4年で受験回数で言うと7回、余裕という毒か。

PMはリベンジということになるので、より論文に注力できるはず。気を抜かずに、でも要領よくいきたい。

 

 

11月からの配属先に選択肢がもう一個増えたらしい。

同じ部署の隣り合った別のグループ。そっちにいってほしいのか、そっちに行っても良いよと言うことなのか。

とりあえず21日に話を聞いてくる。もう身内だし、交通費出るのかな・・・。

 

 

 

金曜日にスンガリーでロシア料理を食べた。

夫婦別姓が出来たら結婚しても良いと友達が言うので、なら俺が養ってやるといってるんだから、結婚してくれと思った。

そして、kyouden君と筑波山に登ることにした。

千葉は一番高いところでも400mくらいしかないらしい。神奈川、東京、埼玉の山に登ろうとすると2時間くらいかかる。

でも筑波なら、つくばエクスプレスの恩恵か、1時間でいける。温泉もあるし。

靴を買わないといけない。

リュックは注文した。

 

注文したと言えば、洗濯機が壊れた。

中身が?まわらなくなった。壊れたら厄介だと思っていたところに壊れた7年プレーヤー。

とりあえず注文して、リサイクルもお願いした。リサイクルお願いするのには設置サービスも申し込まないといけなくて

小さい2万の洗濯機にしたけど、全部で2万8000円くらいかな。痛い。

 

試験の日は後輩と蘇我でのんで、明日は別の後輩と上野で飲む。

蘇我の店員さんが愛嬌がすごくあって、可愛かった。

日本酒飲むとき、いつも失敗しちゃうんですよ、とかいってた。

見過ぎたら、何かついてますか!?(笑)とか言われてしまって、オヤジでごめんなさいという感じだった。

一日たっても頭の中に残るなんて滅多になく、でもエレン・ペイジみたいに100%声をかけるほどではなかったようなので、何もしなかった。

でも微妙に後悔。

 

11/2は初出勤だけど、行徳関連のmixiのオフ会に出てみることにした。

いきなり最初から、それも部署に顔を出すのは1時間程度なのに、歓迎会はないだろうし、会っても断るしかないな。

 

飲み友達

ブルース・ブラザース ― コレクターズ・エディション [DVD]
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坂の上の雲〈5〉 (文春文庫)
坂の上の雲〈5〉 (文春文庫)

坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)
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イエスマン "YES"は人生のパスワード 特別版 [DVD]
イエスマン

 

ブルース・ブラザーズを見た。

ジェイクとエルウッドがかっこよすぎる。

エルウッド役の人はゴーストバスターズにも出てたとかしってびっくり。

ふざけた展開に笑ってしまう。デュクシという効果音と、光に包まれるエフェクトがまた。

出演してるミュージシャンが豪華らしい。アレサ・フランクリンと、レイ・チャールズ、ジェームス・ブラウンは疎い自分でもわかった。

一応ミュージカルだけど、馬鹿馬鹿しいほどのカーチェイスなどもあり。車がゴミのよう。

 

イエスマン "YES"は人生のパスワードをみた。

離婚して3年くらいふさぎ込みまくってた男が、とにかくYESと答える新興宗教のようなものを信じてみたことで、運が向きまくる話。

ジム・キャリーがでていて、こちらもコメディ調になっている。

エターナル・サンシャインとか、マン・オン・ザ・ムーンのシリアスなのも十分いけると思うんだけど。

とりあえず、ズーイー・デシャネルがとてもキュートかつ、存在が好み。

エレン・ペイジほどではないけれど、間違いなく近い環境にいたら、なんの躊躇もなく交際を申し込む。

テラビシアにかける橋のときは、気にも留めなかったんだけど。

とりあえず、コメディだけど、行動から変えてみるという考え方は人によっては人生を変えるかもしれない。

理性でわからせ、感情でわからせ、主体化させることで、最後に行動の変革を起こすというチェンジマネジメントとは、逆の方向へ進むやりかただけど

少なくない人が、行動を変えることによる、自分自身の好ましい変革とその道筋を知っているはず。

変化が変化を呼ぶ。

 

坂の上の雲の4と5を呼んだ。

若干否定的な面を取り上げると、やはり司馬さんの気に障ると怖い。

途轍もなくねちねちしている。ただ、共感はしてしまったけど。

そして、戦争は怖いね。

それを全く感じさせない書き方で、悲惨な事実は付帯的に書かれている。

かといって、主観のない文章というわけではなく、著者の選択の結果だ。

4巻にては、旅順艦隊との戦闘の結果から、遼陽会戦、旅順攻防までが描かれており

5巻にては、203高地の奪取から、旅順の降伏、バルチック艦隊の回航などが、その時期の騎兵の活動を含めて書かれている。

俺は、今の時代では、国家のために死ねない。

 

 

3連休は実家の祭りと、専門学校の学祭がある。

おそらく俺ほど普通に頑張ってる卒業生は他にいないだろうから、安心させるためにも、先生に自慢しないといけない。

祭りについては、スタッフ?としては出ない。出たこと無いし。

町内に同級生の男子は0だったために、祭りは好きだったが、それほど突き抜けて楽しい思い出はない。

 

 

会社では、請負から派遣に契約が変わることで、有休や残業の取得について契約先への新生が必要となり、めんどくさくなっていた。

やっぱり良いタイミングだった。

 

 

後、初めて飲む女の子の友達と、酒を飲んだが非常に楽しかった。

どちらかというと可愛いし、多分に寂しがり屋ですぐくっつくためか、男運が悪いところがある。

今の彼である後輩君が良い人であることを願う。

まぁ、自分の意志で困難にあたるのはしかたない。

ただこの俺を傷つけるならいいが、俺の好ましく思っている人間を、意図的に傷つける奴は許さない。

 

結婚するまでは、後輩君が許せば良い飲み友達でいるのはいいだろう。

結婚したとしても愛の巣へ遊びに来ればいいといわれたけど、それは俺が結婚するまで、きつそうだ。 

 

とりあえず、間違いなく、自分の人生に彼女がいる事で、自分の人生は有意義になるし、楽しいものになる。

感謝したい。

メモ

  • Posted by: three_eight
  • 2009年10月 2日 10:43
  • メモ
おまいらが生きてきて悟った真理を教えてくれ
 
 
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/30(水) 06:17:17.11 ID:6gubkuIz0
人は見かけじゃ分からない


 
131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/30(水) 07:36:27.49 ID:7/z1AsimO
ヴィンランド・サガに書いてあったやつだけど
人が人を想う気持ちは愛ではなくて差別

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/30(水) 07:56:17.76 ID:sUC3cZsTO
>>131の真意を教えて

208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/30(水) 08:01:00.59 ID:zNn1A5EZ0
>>195
自己愛の裏返し
もっと言うと他人に応えることは自分自身を良い意味で認めてほしいから
そこに他人への愛は存在しない

215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/30(水) 08:04:13.27 ID:sUC3cZsTO
>>208よくわからない
まだ悟れてないようだ
 

 

好きな相手、好きなもの。認めてくれて、理解してくれて、好きになってくれると自分が嬉しい相手。

人に執着が持ちにくい意味。逆に、強烈に執着を持った意味。

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