誰も知らないを見た。
実話を元につくられた映画のようで、母親に置き去りにされた子供達が生きていく映画。
「歩いても 歩いても」よりも、映画っぽくて、映画だから醸し出せるような現実感があった。
演技を知らない子供にその場で台詞を教えるような形で演じてもらったらしいけど
きちんと演じられている「歩いても 歩いても」と比べるのも面白い。
色々と腑に落ちた場面があった。
嘘も、本当を混ぜると、ぐっと本当よりに染まるものだけど
子供達が種を植えていた流れは本当に腑に落ちた。
子供は神秘的だ。
後、家族がそこにあることを、見ている最中に強く意識させられた。
良いものを見た。
眠いが、気になったことがあるので。
シャドウもしくはシャドーという心理学の概念があるらしい。
知識の体系である、こういう"学問"には本当に疎いのだけど
これも自分の中になんとなくあって、今まで外に表されていなかった考え方だったので残しておきたい。
その概念だけがいいなとおもったし、上のリンクは登録しないとさきが読めないしで
あまりちゃんと読んでもないのだけど
人は無意識に?自分を抑圧をしていて、その抑圧したものが他人の自我や存在に好ましくあらわれていたりすると
嫌悪感を抱くという。
これはとても面白い。
逆に言えば自分の反応から、自分の抑圧がわかると言うことだ。
本当に自分の欲しいものもわかるかもしれない。
もしくは自分にはたりないものがわかるかもしれない。
これに限らず、人が何かを思ったり、反応をしたり、
そういうものにはすべからく理由付けが出来て
そういうのを逆から眺めると色々としれたりする。
我慢できないくらい眠いので寝る。