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煩う

少年メリケンサック スタンダード・エディション[DVD]
少年メリケンサック スタンダード・エディション[DVD]

 フライ,ダディ,フライ (角川文庫)
フライ,ダディ,フライ (角川文庫)

 

少年メリケンサックを見た。

宮崎あおい演じる不出来なレコード会社の契約社員が、パンクバンドの映像を見つけ出し、社長からは絶賛。

社をあげての売り出しが決まるも映像は25年前のものでしたというストーリー。

監督は宮藤官九郎宮藤官九郎ということでコミカルな感じ。

作り上げられたキャラクターなんかは、自分は大分好きで、バンドの面々も宮崎あおいも良かった。

面白い、と感じるつぼが違うと一気に退屈になるかもしれない。

宮崎あおいはメイクやら何やらで一気に不自然な容貌?というか雰囲気になって魅力半減なんだけども、本作ではとてもよかった。

加えて、汚れ役をこなして、低い声で罵倒している様はとても好ましかった。

是非この感じでいってもらいたい。

 

ダディ、フライ、ダディを読んだ。GOを読んだので、他の3部作も買ってみた。

シリーズものとしてはこれは2作目とのこと。

不良ボクシング高校生に娘を殴られたさえないオヤジが、落ちこぼれだけども活き活きとした高校生達に鍛えてもらい

自分だけの力で敵と対峙することで、胸を張って娘を我が家に迎え入れようという話。

おっさんと高校生の友情がとても美しい。

細かいところはおいておいて、ストーリーにも勢いがあって、場合によっては元気をもらえると思う。

日本に近いけれども、日本にはないような種類の性質を帯びている感じがする。

 

 

 

12日の面接の結果はまだ来ない。

正直これで駄目になったら、見通しがざっくりと途切れる。

下積みに戻る。

秋のITストラテジストを受けると共に、半年以内での英検1級1次試験合格を目指すことになるだろう。

まぁそれはいいが、問題はそういったかろうじてイベントと言えるようなものは他に皆無だということだ。

虚無であって虚空であって、太虚。

広漠で、何をも内包していない。

全く、生きている意味が感じられない。

そういった部分はきちんと過ぎているから、そう鬱状態などには陥らないが、それさえ良い材料にはならない。

 

わかりやすいものが静止するまえに、何かわかりにくいものが静止しそうなほど、その何かは勢いを落としている。

 

 

 

熱海に旅行に行ってきた。

元バイトの15名と一緒と言うことで,ちょっとした修学旅行、団体旅行だった。

飯などは一緒には無理なので、適宜散開して行動。

三つ年下の少し精神的にもろいベイビーフェイスな後輩が良く懐いてくれているので、そういった際は良く一緒に行動した。

ちなみに、埒外の執着等は一切無いので、そういうのはOK。

初日は初島へ行き、夜は宴会をして、次の日は遊歩道などを散歩して土産物を買った。

そんな感じ。

 

根がおっさんだからか、ただ自然のそばを歩いて夏は汗をかくという行動がとても心地良い。

ビタミンB誘導体のおかげがすこぶる調子も良かった。

列を作って歩くときは、最後尾が一番落ち着く。みんなが問題ないのを見ているのが気分が良い。

カメラ小僧さん達が多く、デジタル一眼は3台もあったので、おこぼれを期待している。

今はまだ無い家族とか、恋人と、ゆっくり廻りたいと思う場所や場面も多くあったが、概ね楽しめた。

 

これにからんでちょっとした悩みがある。

昭和的香りの漂うほっそりとした女の子がメンバーにいて、今年は会うのが2回目だった。

恋煩いなどとは違う人間的な好意というような感情を当時から感じており、自分は相手にとても懐いていた。

理性的にも感情的にも他人に対して「良く」振る舞う子で

他人に良く振る舞うのは、理性的に考えて行いなんらかの裏があるケースか、性格的な部分から自然に行うケースのどちらかだと思っていた自分は

それが同時に存在していることが良く理解出来ず、興味深かったことも大きな理由だった。

後に、他人から嫌われたくない良く思われたいと思う気持ちが大きいのだと本人から聞きだし、当時の疑問は氷解した。

それに伴い、年齢の推移などの理由から、若い時は強権だった女とガキだった男の立場という奴が逆転し

たまに会うときはからかったりいじめたりするのがお決まりとなっていた。

そんな感じではあったが、何らかの親近感?信頼感?を感じてくれているようで、「必ず彼がいるうちに、次の彼に奪われるように移る」だとか

「男の人から誘われると断れない」だとか、おそらく、そう公言していないようなことも話してくれていた。

いじめても寄ってくるし、次の日先輩とスノボのウェアを買いに行くとかいうときは徹夜でカラオケはまずいから帰れというとすねたり

今回の旅行で宴会が開いて飲み過ぎだから早く寝ろと部屋へ追い立てた際には、(あんたなんかとじゃなくて)~先輩と一緒の布団にはいって寝るからとか、訳のわからんあてこすりを言われたり

多分にふざけた要素が入ってはいるだろうが、懐かれてはいるようだ。

一度も二人だけであったことはないし、会うのも年に2回程度だったし、メールのやり取りなどもない。

ただ、これだけ攻略しやすそうな女の子は他にいるのかと思うほどなので、おそらく誘っても100%断らないだろうが。

 

自身の整理の為もあって長々かいたが、もっと大事なことを先に書くと、恋愛感情は持っていない。

というか、気がつけば異性に対する真っ当な恋愛感情などというのは、自身が予言したとおり、ここ4年、5年無い。

だったら、全く執着無く、今まで通りこれからも過ごして、縁が切れたらそれでという感じで良いのではないかという話になるが

それですまないのは、お酒が好きで一緒に話をするのが楽しく相手が幸せだと自分が幸せだという人間と、もう少し距離の近い友人になりたいと自分が考えているらしいからだ。

配偶者とか、伴侶とかは、相応しい男と一緒になって幸せにやってもらいたいと心から思っている。

それを目指すつもりもないし、自分がそうなるのは何か筋が違うというか、明らかに間違っていると感じる。

ただ、たまにあって酒でも飲みたい。

二人で話すときと、みんなの中で話すときと互いが振る話題の性質が全く違っていて

それはそれでおもしろいが、もう少し多く時間を過ごしたい。

しかし当時から接点も濃密でなかったためか、自然とそうなっていない。互いの性別も異なる。

 

こういった他人への執着を感じることは自分にとって珍しいことで

異性に対しての典型的な執着以外で、かつ自然とそうなっていないのに執着を持つ事はますます珍しい。

 

なので、旅行が終わって解散する際、変な誤解は起きないと思うけど、今後飲みに誘っても良いかと聞いてみた。

当然怪訝な顔で「良いし、別にそんなこと聞かないでもいつでも誘ってくれれば良かったのに」と言われたが

自分としてはそれは必要な行動で、かつ文章だけでは変な誤解がでてくるかもしれず、それはいやだった。

気がない女に気があるのかと思われる最大級の侮辱だと感じて少しでも信用しようと思ったことを公開するが

単なる女ではなく人、そして友人として見なしている人間に侮辱を受けるのも怖かった。

回答は上の通りだったが、互いの家も電車で1時間ちょっとはかかるし、中間点の新宿からの電車は込むなど難色を示していたので、誘う気が萎えた。

転職がもし決まったら送別会しないとね、と言われて、少し起き上がったが、それでもめんどくさくなってしまった。

何かに挑むような気持ちはさらさら無いからだ。

そして、今もって、正しいことをしたのか判断に悩んでいる。

何かに判断が狂わされている気がするからだ。

恋だの、そういうような単純なものだったら、きちんと検知できているはずだ。

むしろ、そんな話が億万が一にでも相手から出たら、考え直すように説得する。

 

多分、転職が決まらなかったら何も誘わないし、決まっても誘うかわからない。

とりあえず、もともと複雑な自分の心中に、これまた複雑な気持ちがあったので、書いた。

当人は二つ年下の職場の後輩君と良い感じだそうだ。

結婚には向いている事を伝えて、年上を勧めて当人も同意していたが、年下と付き合ったことはないので期待しているそうだ。

そんな中、元バイトのメンバの二つ上の先輩が、この子に淡い恋心を抱いているのが不憫でならない。

大学生でもあるまいし告白するとかしないとかいってるようじゃ駄目だ。

スムーズに流れに入っていくか、既成事実を作ってしまうのが、多少進歩した大人の展開だと思う。

騙されてるよといってやりたい。

後、当人には、機会があったら、ちやほやされるのが嬉しいのはわかるが純な男をからかうなと説教をしてやるつもりだ。

 

超長くなったが、書きながら、色々整理できたと思う。

 

 

明日は人間ドックにいってくる。

朝から絶飲食だ。

案外とめんどくさそうだ。

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