DVDを二つを見た。
マンデラの名もなき看守は、ネルソン・マンデラとその看守の出会いから釈放までの数十年を描いた映画。
あまり熱心に歴史のお勉強をしようという感じではない。
成長や、困難の打開なんかの一つのテーマについて、焦点が当てられているような感じでもない。
どちらかというと象徴的な意味合いを持つ映画だった。
常に穏やかで平和的であって、その器の大きさを漂わせるマンデラ。
看守のぶれつつも前に進んでいく様子と、決してぶれないマンデラの対比があり、映画としてなりたっていた。
アイズ・ワイド・シャットは謎について、人物について、知りたいと思わせる良い展開のある映画だった。
知りたいと思うと、次に目がいく。それは映画を見続けることを選択させる。
謎は全て明らかにされず、行き止まりもいくつか用意されている。
この監督の作品はそんな感じなんだろうか。
キューブリックの作品を見たのは初めてかもしれない。時計仕掛けのオレンジを見てみたい。
フルメタル・ジャケットはDVD持ってるけど、まだ見ていない。
映画については、それ以外に、ニコール・キッドマンが良い。
たったの数分で彼女自身への執着が生まれた。
自分のものでないし、自分は夫でもないのに、夫以外の誰かのものになってしまう危うさが身近なものに感じられる。
まぁ、自分だけかもしれないけども、それほど綺麗だった。
後、鴨川ホルモーを読んだ。
最近、といっても一昔前だけど、こういうのが流行ったのかね。シンクロニシティか。
読みやすいし、読んでいてそれなりに読みたいと思う佳作だった。
惜しいことには、ストーリーに合わせて、キャラクタや設定なんかの"作中にちりばめられているもの"がカットされている気がしたことだ。
本筋に合わせて配置されているような。
それゆえに、不自然な形で押し込まれているような感もある。
ただ、優先順位を考慮した取捨選択としては、仕方ないのかなという気がする。
ホルモーが先に立つしな。
最近、休みの日の行動が少し変わって、1時間半~ほど早く起きるようになった。
そして昼飯を定食屋で食うようになった。
後、昼寝をするようになった。
ドトールは行かなくなった。
食事は大事だ。
後、転職活動というほど活動はしてないけれど、セミナーへ応募したらレジュメが通った。
以前別の職種で出したらセミナーへの参加でさえもすげなく断られたので、期待していなかったが、行って見る。
この後、本応募して書類審査があって、筆記があるようなので、そこを通るだけでも億万が一というやつだけど。
わかったことは一つ、大学出ていなくても足切りされないということだ。
加えてろくなキャリアも積んできていないので、転職しようなどというのもおこがましいが
的に当たったらラッキーくらいで長い目でみてまったりといきたい。
その存在そのものに職がついてきて金になるような才能もないし
一発当てようと思うだけやりたいこともないし、欲しいものもない。
何をするにも、才能か欲(意欲)、そのどちらかがまず必要だ。
運はその後だ。
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